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浄妙寺(じょうみょうじ)は、和歌山県有田市にある臨済宗妙心寺派の仏教寺院。山号は醫王山。本尊は薬師如来である。山の中腹にある境内には、本堂(薬師堂)や多宝塔など中世の建築物が現存する。 == 歴史 == 寺伝では大同元年(806年)、平城天皇の母藤原乙牟漏の発願により、鑑真の弟子の唐僧・如宝が創建したとされる〔『日本歴史地名大系 和歌山県の地名』、p.514〕。なお、乙牟漏は延暦9年(790年)に没しており、寺伝の通りとしても、創建までには相当の年数を要したことになる。 天正13年(1585年)豊臣秀吉の兵火を受け、山中にあった薬師堂(現在の本堂)と多宝塔を残して全ての堂宇を焼失した。以後長らく荒廃していたものを正保4年(1647年)に紀州藩初代藩主徳川頼宣が再興した〔『日本歴史地名大系 和歌山県の地名』、p.514〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浄妙寺 (有田市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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